北近畿地域連携機構(キターレ)の組織形態
機構長:西田 豊明(理事・副学長・情報学部 教授)北近畿地域における教育研究活動の連携拠点として、福知山公立大学と北近畿地域の企業、行政機関その他各種団体をつなぎ、北近畿地域の発展に寄与することを目的としています。
現在
「NEXTユニット」
「まちかどユニット」
「北近畿コラボスペース活性化ユニット」
「学校組織レジリエンスユニット」
「地域サービス基盤ユニット」
の5つのユニットを構成しています。
北近畿地域における教育研究活動の連携拠点として、福知山公立大学と北近畿地域の企業、行政機関その他各種団体をつなぎ、北近畿地域の発展に寄与することを目的としています。
現在
「NEXTユニット」
「まちかどユニット」
「北近畿コラボスペース活性化ユニット」
「学校組織レジリエンスユニット」
「地域サービス基盤ユニット」
の5つのユニットを構成しています。
北近畿地域の教育機関と福知山公立大学での様々な協働実践の核となることを目的とし、以下をその取り組みの方向性としています。
※大学各セクションで行われている行政支援の内、特に教育に関する支援の総合窓口、コーディネート部門としての位置づけています。
北近畿地域の教育機関をフィールドとした、福知山公立大学学生の学修機会の創出
北近畿地域の教育機関を対象とした支援活動
北近畿地域の教育機関に新たな価値を提供するための研究活動
「レジリエンス」の言葉の解釈としては、まず簡潔に「様々な困難から立ち直る力」という定義が一般的です。「様々な変化に対応できるような多様性」、「変化に迅速かつ効率良く対応できるネットワーク・関係性」、「多少の変容ではシステムや組織全体に深刻なダメージを受けない程度の冗長性(余裕・ゆとり)」の3点が中心となる概念になっています。また、最新の研究では、レジリエンスの概念は、単純に現状へ回帰するものではなく、“ 危機・大きな変化” の後に組織が積極的に変化すること、つまりその前よりも成長することも含めた動きのある概念であるという捉え方もなされてきています。
中教審(「『令和の日本型学校教育』を担う 教師の養成・採用・研修等の在り方について ~「新たな教師の学びの姿」の実現と、多様な専門性を 有する質の高い教職員集団の形成~ (答申)」p.24)では、「学校を取り巻くあらゆる課題に対応するためには、個々の教師の資質能力の向上だけでは限界がある。学校が、直面する様々な教育課題を克服できる組織として進化するためには、組織のレジリエンスを高めることが重要であり、構成要素の一つとして、教職員集団の適度な多様性が必要である」と答申されており、学校組織は恒常的に様々な「変化」に直面しています。 組織としてその時々に即興的に対応していくことが常に求められている環境であることからこそ、組織的なレジリエンスが一層求められているといえます。
なお、レジリエンスは以下のように「子どもや教員個人のレベル」や「学校組織のレベル」など、様々な対象に援用可能な概念です。
①教員の職能開発機会の確保等に関する協力及びサポート等(研修も含む)
・様々な情報提供
・研修の実施支援
②学校組織レジリエンスの理解促進に関わる取組等(研修も含む)
・組織レジリエンスに関する研修の実施
・各校における組織レジリエンスの状況調査(アンケート・インタビュー調査)
・上記調査の分析結果を踏まえたアクションリサーチの実施
③北近畿地域での教員間の交流促進(研究会や座談会の開催など)
・学校や地域を越えた教員交流のための「ワールドカフェ」の実施
・上記取組等で得られた、学校・教員の取組の紹介
④北近畿地域の教育委員会、学校との連携促進支援(協働事業の提案・支援など)
・教育委員会/学校間での情報共有や研修・勉強会の実施
・共通する課題に対する協働事業の提案と、その実施の支援
⑤上記取組の基盤/効果検証の基礎となるデータを集めるための調査の実施
・上記取組を実施するための、基礎的な情報を得るための調査の実施
・上記取組による効果の検証のための調査の実施
⑥上記取り組みの成果の積極的公開・広報活動
・上記取り組みから生まれた成果や事例などを、北近畿地域連携機構のHP等を通じて広く公開